【インターアクト部】北陸能登研修「能登の今を知り、未来を共につくる」
インターアクト部は、10月10日から12日までの3日間、生徒37名が参加し、石川県能登地域において北陸能登研修を実施しました。
今回の研修は、「能登の復興と里山再生から地域づくりを学ぶ」をテーマに、七尾市と珠洲市を訪問し、能登半島地震からの復興状況や地域の魅力、里山保全の取組について学びました。また、七尾鵬学園高等学校および石川県立七尾高等学校の生徒の皆さんとの交流を通して、地域課題や社会貢献について考える貴重な機会となりました。
2024年1月1日に発生した能登半島地震から2年以上が経過しましたが、現地では今も復旧・復興に向けた取組が続いています。生徒たちは被災地を実際に訪れ、自らの目で現状を見て、地域の方々の声に耳を傾けることで、多くの学びを得ることができました。
珠洲市で学んだ里山再生と地域復興
珠洲市では、大阪産業大学の赤石先生より、「里山研究と復興」をテーマにご講義いただきました。
講義では、能登の里山・里海が長年にわたり地域の暮らしや文化を支えてきたこと、また震災後の復興において自然環境の保全と地域コミュニティの再生が重要であることについて学びました。
生徒たちは、復興とは単に建物やインフラを再建するだけではなく、人々の暮らしや地域文化、そして人と人とのつながりを未来へとつないでいくことが大切であることを学び、地域づくりについて理解を深めました。
七尾市でのフィールドワークと高校生交流
最終日の12日には、石川県立七尾高等学校郷土研究部および七尾鵬学園高等学校インターアクトクラブの皆さんの案内により、七尾市内のフィールドワークを実施しました。
七尾駅から一本杉通り商店街にかけて歩きながら、震災による被害の状況や復興への取組について説明を受けました。また、小丸山公園(小丸山城跡)では、前田利家ゆかりの歴史や七尾のまちづくりについて学びました。
山の寺寺院群では、震災により大きな被害を受けた龍門寺を訪問し、現在も続く修復作業の状況を見学しました。歴史ある文化財を守り、次世代へ受け継ぐために尽力されている地域の皆様の姿から、多くのことを学びました。
さらに、七尾高等学校では、国登録有形文化財である明治講堂の修復・保存活動について説明を受けるとともに、郷土研究部による活動発表を聞きました。その後の交流会では、学校生活や地域の課題、ボランティア活動について活発な意見交換が行われました。
七尾鵬学園高等学校の生徒の皆さんにも交流に参加していただき、それぞれの学校で取り組んでいる活動や地域への思いについて語り合うことができました。同世代だからこそ共有できる視点や考え方に触れ、生徒たちにとって大変有意義な時間となりました。
交流・奉仕・国際理解を実践した3日間では、次のことを目標として活動しました。
・能登半島地震からの復興の現状を知る
・復興に取り組む方々の思いを学ぶ
・七尾鵬学園高等学校・七尾高等学校との交流を深める
・奉仕の精神を実践する
・今後のインターアクト活動につなげる
生徒たちは現地での学びや交流を通じて、報道だけでは分からない能登の現状や魅力に触れるとともに、自分たちにできる社会貢献について考える機会を得ました。また、能登で出会った方々の温かさや前向きな姿勢から、多くの勇気と励ましをいただきました。
おわりに
インターアクトクラブが大切にしているのは、「交流・奉仕・国際理解」です。
今回の能登研修では、復興に向けて歩み続ける能登の方々との出会い、そして七尾鵬学園高等学校・石川県立七尾高等学校の皆さんとの交流を通じて、多くの学びと気づきを得ることができました。ご協力いただきました七尾高等学校郷土研究部の皆様、七尾鵬学園高等学校の皆様、大阪産業大学の赤石先生をはじめ関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
インターアクトクラブは、「交流・奉仕・国際理解」の精神のもと活動しています。今回の研修で学んだこと、感じたこと、人とのつながりを大切にしながら、今後の学校生活やインターアクト活動につなげていきたいと思います。
能登で出会った方々との絆は、生徒たちにとってかけがえのない財産となりました。この3日間の経験を胸に、それぞれが地域や社会のために行動できる人へと成長してくれることを期待しています。








